メルカリの値下げ交渉で具体的な金額がどれくらいなのか、相場が分からなくてモヤモヤしている人も多いと思います。常識の範囲の値下げはいくらまでなのか、どこからが非常識な値下げなのか、そもそもメルカリ値下げ交渉の相場やマナーを誰もきちんと教えてくれないんですよね。
「いくらまで下げられますか?」と聞いていいのか、「メルカリ値下げ交渉のコメント例文が知りたい」「値下げ交渉の断り方が分からない」「しつこい値下げをされたらブロックしてもいいのか」など、メルカリ値下げ交渉と具体的な金額に関する悩みはつきません。この記事では、そんな不安をできるだけスッキリさせるために、値下げ交渉の相場感やいくらまでお願いしやすいかの目安、コメント例文、タイミング、非常識な交渉への対処法まで、私の経験ベースでまとめていきます。
読み終わるころには、「この価格帯ならこのくらいの金額でお願いしてみよう」「この言い方なら角が立ちにくいな」と具体的なイメージが持てるはずなので、一緒に整理していきましょう。
メルカリはうまく使えばかなり頼りになるフリマアプリですが、値下げ交渉のマナーや具体的な金額の感覚を外してしまうと、せっかくの取引がストレスだらけになってしまいます。あなたが「安く買いたい」「高く売りたい」と思うのと同じように、相手にも事情があります。そのバランスをどう取るか、そのための「ものさし」をこの記事で用意していくイメージで読んでもらえたらうれしいです。
この記事4つのポイント
メルカリ値下げ交渉の具体的な金額相場

まずは、メルカリ値下げ交渉の具体的な金額相場から整理していきます。ざっくり言うと、多くのユーザーが使っているのは「出品価格の一割前後を目安にお願いする」というラインです。ただし、これはあくまで一般的な目安であって、カテゴリや商品の状態、送料負担、売れ残り具合によって変わります。
同じ1,000円の値下げでも、「5万円のカメラを4万円にしてほしい」と「8,000円の家電を7,000円にしてほしい」では、出品者が受ける印象がまったく違いますよね。ここではまず、価格帯ごとのざっくりした目安を押さえつつ、「この条件ならもう少し踏み込んでもいいかも」「ここは控えめにしておこうかな」という調整の考え方も一緒に見ていきます。
メルカリ値下げ交渉相場は何円から
メルカリ値下げ交渉の相場を一言でいうと、「数百円から千円前後の値下げを中心に、出品価格の一割前後」という感覚が多いです。とくに5,000円以下の日用品や服、雑貨などでは、この「数百円の値下げ」が一つの基準になっている印象があります。
まずは、ざっくりした「スタートライン」をイメージしてみましょう。
価格帯ごとのざっくり目安
- 〜1,000円くらいの商品:50〜100円程度の値下げ交渉
- 1,000〜3,000円くらいの商品:100〜300円程度の値下げ交渉
- 3,000〜5,000円くらいの商品:300〜500円程度の値下げ交渉
- 5,000〜10,000円くらいの商品:500〜1,000円程度の値下げ交渉
まずはこのあたりを「とりあえずお願いしてみるライン」として持っておくと、極端に浮いた金額にはなりにくいです。
もちろん、これはあくまで目安です。例えば古着やノーブランドの服は値崩れしやすいので、出品価格自体がすでにかなり下がっているケースもあります。その場合は、「これ以上下げると、さすがに利益どころか赤字になる」ということも多いです。
逆に、ブランドバッグやスニーカーのように中古市場での需要が高いジャンルは、出品価格がほぼ相場どおりに設定されていることも多く、安易に一割以上の値下げをお願いすると「相場をわかっていないのかな」と警戒されやすい面もあります。
「いくらまで下げられますか?」が微妙な理由
ついやってしまいがちなのが、「いくらまで下げられますか?」という聞き方です。一見ていねいに見えるのですが、出品者からすると
といったモヤモヤにつながりやすいんですよね。
だからこそ、「◯◯円で購入を検討しているのですが、お値下げ可能でしょうか」と、あなたの希望を具体的な金額で出した方が、出品者にとっても判断しやすく、交渉がスムーズに進みやすくなります。
もうひとつ意識しておきたいのが、コメントの雰囲気そのものも「相場」の一部だということです。同じ金額でも、クッションになるひと言があるかないかで受け取られ方はガラッと変わります。数字だけで勝負するのではなく、「あいさつ+配慮ある一文」をセットにしていくのが、メルカリの値下げ交渉では王道かなと思います。
高額商品の値下げ交渉は何割まで
1万円を超える高額商品になると、「どのくらいの割引までお願いしていいの?」と一気に難易度が上がる感じがしますよね。高額なぶん値段の動き幅も大きくなるので、ちょっとしたお願いのつもりが、出品者から見ると「かなり攻めてきたな…」という印象になりがちです。
目安としては、次のような感覚で考えるとバランスを取りやすいです。
高額商品の値下げ目安
| 出品価格の目安 | お願いしやすい値下げ幅 | イメージ |
|---|---|---|
| 10,000円前後 | 500〜1,500円程度 | 約5〜15%の値下げ |
| 20,000円前後 | 1,000〜3,000円程度 | 約5〜15%の値下げ |
| 50,000円前後 | 3,000〜8,000円程度 | 約5〜15%の値下げ |
ポイントは、「まずは一割前後を基準に、商品によって上下させる」という考え方です。例えば、
- 型落ちモデルの家電やスマホ:発売から時間がたっていれば、一〜二割の値下げ交渉も現実的
- 人気ブランドのバッグやスニーカー:中古市場での相場が決まっているので、一割前後でも断られることが普通にある
- 一点もののハンドメイド品:材料費+手間賃が大きいので、むしろ値下げ交渉自体が歓迎されないことも
といったイメージですね。
高額だからこそ気をつけたいポイント
高額商品の値下げ交渉では、金額だけでなく「安心感」もかなり大事になってきます。安く買えたとしても、偽物や状態不良をつかまされたら元も子もないですよね。
- あまりにも相場から離れた激安価格を提案されている商品は、真贋や状態を慎重にチェックする
- 商品の説明文や写真、出品者の評価を見て「信用できそうか」を必ず確認する
- 高額品でトラブルが怖い場合は、多少高くても評価の良い出品者を選ぶ
そして、お願いする側としては、たとえば「20,000円 → 10,000円」のような半額交渉は、よほどの理由がない限りかなり非常識寄りと思っておいた方が安全です。「傷や汚れが写真よりも明らかに多い」「部品欠品がある」など、値段が下がる理由がはっきりしているときだけ、遠慮なく相談するイメージですね。
まとめると、高額商品の値下げ交渉は、「一割前後をベースに、商品の人気や状態、出品からの時間を見て微調整」くらいが、現実的で角の立ちにくいラインかなと思います。
少額商品の値下げ交渉と端数処理
500円や800円のような少額商品は、正直なところ出品者の取り分がかなり薄い世界です。メルカリの販売手数料に加えて送料もかかるので、「値下げに応じた瞬間、ほぼ利益ゼロ」なんてことも普通にあります。
例えば800円の商品で、販売手数料が10%、発送に200円かかるとします。
- 販売手数料:80円
- 送料:200円
- 出品者の手元:800円 − 80円 − 200円 = 520円
ここからさらに100円下げて700円にすると、手元は440円。梱包資材代や作業時間を考えると、「ここまでして売る意味あるかな…」と感じても全然おかしくありません。
少額商品の値下げは「ひと工夫」がおすすめ
少額商品の値下げ交渉では、次のようなスタンスを意識すると、お互いにストレスが減りやすいです。
例えば「1,280円を1,200円にしてもらえませんか?」のような端数調整は、比較的受け入れられやすいパターンです。
また、少額商品の場合は、送料の占める割合がとにかく大きいという点も忘れないようにしたいところです。ゆうパケットポストやネコポス、定形外郵便など、どの方法で送っても200〜300円前後はかかりがちで、それに梱包材の費用が上乗せされます。
つまり、300〜400円の商品に「100円値下げしてください」とお願いするのは、実質「利益の半分を削ってください」と言っているのに近いイメージなんですよね。こういう構造を知っておくだけでも、「この金額でお願いするのはさすがに申し訳ないかも」とブレーキがかかりやすくなります。
どうしても予算の都合で値下げをお願いしたいときは、
のように、「まとめ買い」や「送料を意識した相談」に切り替えると、お互いに納得感のある落としどころを見つけやすくなります。
少額商品ほど、出品者の負担に対する値下げインパクトが大きくなりがちです。コメントを書く前に一度、「自分が出品者だったらこのお願いはどう感じるかな?」と想像してみるクセを付けておくと、大きなトラブルを避けられますよ。
非常識な値下げ交渉金額ライン
では、どこからが「非常識な値下げ交渉」になるのでしょうか。これは人によって感じ方が違う部分ではあるものの、多くの出品者が「さすがにそれはない」と感じやすいパターンはいくつか共通しています。
ここを押さえておくと、「知らないうちに失礼な交渉をしていた…」という事態をかなり防げます。逆に、出品者側としても、「これは非常識寄りだから毅然と断っていいな」と判断する基準になります。
非常識と受け取られがちな値下げ例
- 出品直後の商品に、いきなり半額以上の値下げを要求する
- 「他の人は◯◯円で出しているので、それ以下にしてください」のように、他出品者を引き合いに出す
- 送料込みの出品に対して、送料分を丸々削るような金額を提示する
- 「絶対に売れないと思うので◯◯円なら買ってあげます」など、上から目線の言い方をする
- コメント欄で何度も金額を変えて粘り続ける
こうした交渉は、金額自体よりも「相手への配慮が感じられない」という点で、非常識と受け取られやすいです。
同じ金額でも、「予算が◯◯円なのですが、もし難しければ今回は見送ります」と書くのと、「◯◯円なら買います。どうしますか?」と書くのとでは、受け取られ方がまったく違いますよね。前者は「無理なら断ってください」という逃げ道があり、後者は「この金額で売るかどうかを迫っている」ような圧が出てしまいます。
公式マナーも「非常識な値下げ」には注意喚起
メルカリの公式ガイドでも、「○○円で買います」「○○円で即決します」など購入者側が価格を指定するような言い方や、自分が不快だと思うような大幅な値下げ要求は控えるよう明記されています。(出典:メルカリ公式ヘルプ「取引マナー」)
つまり、単に「安く買いたい」という気持ちだけで値下げ交渉をすると、公式のマナーにも反する形になりかねない、ということです。相場+公式マナー+自分ならどう感じるかの三つをセットで考えると、「これはさすがにやりすぎかも」というラインが見えやすくなります。
出品者側としては、このラインを超えた要求には、きっぱり断るか、場合によってはブロックや通報も視野に入れるくらいでちょうどよいと思います。「ちゃんと相手を選んで取引している」という感覚を持てると、メルカリを長く気持ちよく使いやすくなりますよ。
値下げ交渉金額の限界と決め方
最後に、「どこまでなら下げてもいいか」の限界ラインの決め方です。ここが曖昧なままだと、購入者側は「もう少し行けるかも」と攻めすぎてしまったり、出品者側は値下げ交渉のたびに精神的にすり減ってしまったりします。
おすすめなのは、購入者側と出品者側で、それぞれ自分なりの「ルール」を持っておくことです。そうすると、コメントを書く前や返信する前に、そのルールと照らし合わせてサクッと判断できるようになります。
購入者目線:相場と自分の予算から逆算
購入者側の場合、いきなり「いくらまで下げてもらおうかな」と考えるのではなく、次の順番で整理していくと無茶なお願いになりにくいです。
- 同じ商品の「売り切れ」欄を見て、最近の売却価格の相場をざっくり把握する
- 自分の予算の上限を決める(例:8,000円までなら出せる)
- 出品価格と予算の差額が一〜二割以内なら交渉、それ以上なら「ご縁がなかった」と割り切る
例えば、直近の売却価格が10,000円前後で並んでいる商品を、出品者が9,800円で出しているとします。このときに「7,000円にしてください」とお願いするのは、ほぼ「無謀なチャレンジ」です。相場を分かったうえでの相談には見えづらく、「値段だけをとにかく叩きたい人かな」と警戒されやすくなってしまいます。
逆に、相場が10,000円前後で、自分の予算が9,000円くらいまでなら出せるのであれば、「9,000円で購入を検討しているのですが、お値下げ可能でしょうか」と相談するのは、十分に現実的な範囲と言えます。ここでも大事なのは、「難しければ今回は見送ります」といった一文を添えて、出品者の判断を尊重する姿勢を見せることです。
出品者目線:最低ラインを事前に決めておく
一方、出品者側は、値下げ交渉が来てから毎回悩むのではなく、「自分にとっての最低ライン」をあらかじめ数字で決めておくのが本当におすすめです。
最低販売価格のざっくり計算式
最低販売価格=仕入れ費用+送料+手数料+最低限欲しい利益
この最低販売価格より少し上を、「交渉に応じられる下限ライン」として頭に入れておくイメージです。
例えば、仕入れ2,000円、送料700円、手数料10%、最低限欲しい利益が500円だとします。このとき、
- 手数料10%込みで考えると、販売価格が4,000円なら手数料は400円
- 手元に残るのは4,000円 − 2,000円 − 700円 − 400円 = 900円
となり、目標の利益500円はクリアしています。ここからさらに300円下げて3,700円にすると、手元はだいたい630円。これでもまだ利益は出ますが、「これ以上はちょっときついな」というラインが見えてきますよね。
こうして、「3,700円がギリギリかな」「3,500円以下には絶対にしない」といった自分ルールを決めておくと、コメントで「3,000円にしてください」と言われたときにも、迷いなく「申し訳ありませんが、その金額までのお値下げは考えておりません」と言えるようになります。
値下げ交渉の限界は、「自分が納得できるかどうか」が最終基準です。相手の押しの強さに流されてしまうと、せっかく売れても後味が悪くなってしまいます。数字で「ここまで」と決めておくことが、自分の気持ちを守る一番の防御策になりますよ。
メルカリ値下げ交渉で具体的な金額の伝え方

ここからは、メルカリ値下げ交渉で具体的な金額をどう伝えるか、コメントの書き方やタイミング、断り方のコツをまとめていきます。同じ金額でも、書き方や送るタイミングで成功率が全然違ってくるので、ここはしっかり押さえておきたいところです。
購入者側・出品者側それぞれにとって、「このパターンさえ持っておけばとりあえず困らない」というテンプレを作っておくと、いざというときにサッとコメントできてかなりラクになりますよ。
値下げ交渉コメント例文とマナー
値下げ交渉のコメントを書くときに意識したいのは、金額よりもまず「相手への敬意と配慮」です。メルカリは顔の見えない相手とのやり取りなので、文章のトーン次第で印象が大きく変わります。
最低限押さえたいポイントは、次の三つです。
購入者側のコメント例文
・「こんにちは。コメント失礼いたします。こちら購入を検討しているのですが、◯◯円でお譲りいただくことは可能でしょうか。難しければ現状の価格で再度検討させていただきます。」
・「コメント失礼します。即決を考えているのですが、もし◯◯円までお値下げいただけましたら、すぐに購入させていただきたいです。ご検討いただけますと幸いです。」
・「はじめまして。こちらと別出品の△△をまとめて購入したいと考えています。2点で◯◯円にしていただくことは可能でしょうか。ご無理でしたら個別購入も検討します。」
出品者側の返答例
・交渉に応じる場合:「コメントありがとうございます。◯◯円まででしたらお値下げ可能です。これから価格を変更しますので、問題なければそのままご購入をお願いいたします。」
・応じられない場合:「コメントありがとうございます。こちらはすでに値下げ済みのため、これ以上のお値下げは考えておりません。ご希望に添えず申し訳ありませんが、ご検討いただけますと嬉しいです。」
・金額を少しだけ調整したい場合:「コメントありがとうございます。ご提示いただいた金額までは難しいのですが、◯◯円でしたら対応可能です。ご検討いただけますでしょうか。」
NGコメントを「一歩だけていねい」に変える
| NG寄りの言い方 | OK寄りの言い方 |
|---|---|
| 「◯◯円なら買います」 | 「◯◯円でしたら購入を検討したいのですが、お値下げ可能でしょうか」 |
| 「いくらまで下がりますか?」 | 「もし可能でしたら、◯◯円までお値下げいただくことはできますか」 |
| 「他の人はもっと安いです」 | 「同じ商品の価格をいくつか拝見したのですが、◯◯円だと予算的に助かります」 |
こんな感じで、言い方をほんの少し柔らかくするだけでも、受け取られ方はかなり変わります。とくに、「〜してもらえますか?」ではなく「〜していただくことは可能でしょうか」というワンクッションを入れるだけでも、印象はグッとよくなります。
また、コメントを送る前に、商品説明とプロフィールを必ず読むことも忘れずに。プロフィールに「値下げ交渉はご遠慮ください」と書かれているのに交渉してしまうと、その時点でマナー違反になってしまいます。まずはルールを確認して、そのうえで「許容範囲内で、ていねいに相談する」というスタンスを大事にしていきましょう。
やり取りのコメントに具体的な金額がずっと残っていると、あとから見た別の購入希望者が「さらに値下げしてもらえるかも」と期待してしまうことがあります。取引が終わったあとや交渉が流れた場合は、コメント欄のやり取りを削除しておくのも、トラブル防止の小さな工夫です。
出品者が値下げ交渉に応じるタイミング
「いつ値下げ交渉するのが一番通りやすいか」は、かなり気になるポイントですよね。ここは、出品からの経過日数と商品の動き(いいね数や閲覧数)を目安に考えると、かなり読みやすくなります。
出品直後〜1週間くらい:様子見ゾーン
出品したばかりの1週間くらいは、ほとんどの出品者が「まずはこの値段で様子を見たい」と考えているタイミングです。特に、同じような出品が少ない商品や、人気ブランド・最新モデルの商品は、「この価格でもすぐに売れるかも」という期待もあります。
この時期にいきなり大きな値下げ交渉をすると、
- 「まだ出したばかりなので、しばらくこの価格で様子を見させてください」
- 「ここまでの値下げは今のところ考えておりません」
といった返事になることが多いです。どうしても早めに欲しいなら、控えめな金額で相談するか、「いいね」を押して価格の動きを待つ方が現実的かなと思います。
出品から2〜3週間くらい:交渉しやすいチャンス帯
ここが、実は一番交渉しやすいゾーンです。閲覧数やいいねがある程度付いているのに売れていないと、出品者側も「そろそろ価格を見直した方がいいかな…」と考え始めるタイミングだからです。
このタイミングでのポイントは、
あたりです。とくに「即決」というワードは、出品者にとってかなり魅力的なので、本当にその金額で即購入できるときだけ使うようにしましょう。
出品から1ヶ月以上経過:柔軟に動きやすいが限度はある
1ヶ月以上売れていない商品は、出品者の頭の中に「在庫を減らしたい」「そろそろ売ってしまいたい」という気持ちが生まれてきやすいタイミングです。季節商品(冬物のアウターや夏用の家電など)なら、シーズン終わりが近づくほど交渉しやすくなります。
とはいえ、さすがに二〜三割を超えるような大幅値下げをいきなりお願いすると、出品者が「そこまでして売るくらいなら自分で使った方がいいかも」と感じることも多いです。ここでも、「一割前後をベースに、最大二割くらいまで」を目安にしておくと、非常識な交渉にはなりにくいと思います。
時間帯のちょっとしたコツ
- 平日の日中〜夜(12〜22時)はアクティブユーザーが多く、反応が返ってきやすい
- 深夜や早朝は通知に気づかれにくく、翌日の他の通知に埋もれがち
- 週末のゴールデンタイムは他の購入希望者も多く、交渉中に横取りされるリスクも高め
「平日の夜に、出品から2〜3週間たった商品に一割前後の値下げ交渉」という組み合わせは、かなり王道パターンかなと思います。
出品者側としては、こうしたタイミングの感覚を自分なりに持っておくと、「この段階なら多少の値下げには応じる」「この期間は値下げしない」と線引きしやすくなり、結果的にメルカリ運用のストレスも減っていきます。
しつこい値下げ交渉への断り方
丁寧に断っているのに、金額を変えながら何度も値下げ交渉を続けてくる人も、残念ながらゼロではありません。そんなときに大事なのは、「言いくるめられる前に、自分のラインを守る」という意識です。
ステップ別の断り方
しつこい交渉に振り回されないために、次のようなステップで対応するのがおすすめです。
- ステップ1:最初の交渉には、通常どおり丁寧に返す
「コメントありがとうございます。こちらの商品は現状の価格が限界のため、これ以上のお値下げは考えておりません。ご希望に添えず申し訳ありませんが、この価格でご検討いただけますと幸いです。」 - ステップ2:2回目以降の交渉には、「方針」を明確に伝える
「先ほどもお伝えした通り、これ以上のお値下げは考えておりません。申し訳ありませんが、こちらの価格でのご検討をお願いいたします。」 - ステップ3:それでも続く場合は、「これ以上は返信しない」ことを宣言する
「何度もご検討いただきありがとうございます。ただ、これ以上のお値下げは対応できませんので、同様のご質問へのお返事は控えさせていただきます。」
やってしまいがちなNG対応
どれも気持ちとしては分かるのですが、後から見返すと「あそこまで書かなくてもよかったな…」となりがちです。
一番大事なのは、「相手を変えようとしないこと」です。しつこい人を説得しようとしても、ほとんどの場合うまくいきません。それよりも、「こちらはこの価格以上には下げない」というメッセージをはっきり出して、それでも合わなければご縁がなかったということでOKです。
どうしても気持ちがざわざわするときは、コメントを一晩置いてから返信したり、いったん通知をオフにして距離を置くのも全然アリです。メルカリは、生活を豊かにするためのツールであって、あなたのメンタルを削るためのものではないので、そこだけは忘れないでほしいなと思います。
非常識な値下げ交渉にはブロックも
悪質な値下げ交渉や、明らかに失礼なコメントが続く場合は、ブロック機能を使って距離を置くのも大事な選択肢です。ブロックすると、その相手はあなたの出品へのコメントや購入、フォローができなくなります。
ブロックを検討してもいいケース
- 何度断っても、言い方を変えながら大幅な値下げを繰り返してくる
- 「非常識」「ぼったくり」など、攻撃的な言葉を使ってくる
- 過去の評価コメントでもトラブルが多く、今後も揉めそうな気配がある
- 値下げ交渉から発展して、関係ない嫌味や個人攻撃が始まってしまった
こういった相手に対しては、無理に対応を続ける必要はありません。ブロックして、自分の取引環境を守るのは当然の自己防衛です。
ブロックの注意点としては、取引中の相手には慎重に使うという点があります。取引メッセージ自体は続くものの、相手が別商品のコメントを試みたときなどにブロックに気づき、逆に感情的になってしまう可能性もゼロではありません。
基本的には、
- 取引が終わって評価まで済んだあとに、「今後のトラブル予防」の意味でブロックする
- 取引前の交渉段階で「この人とは関わりたくないな」と感じたタイミングでブロックする
といった使い方が、精神衛生上もおすすめです。
ブロックと通報はセットで考える
もし、あまりにも悪質な内容(差別的な表現や脅し、自分や第三者への誹謗中傷など)があった場合は、ブロックだけでなくメルカリ事務局への通報も検討してください。ルール違反や嫌がらせの判断は、最終的には運営側に委ねるのが一番安全です。
そのうえで、「この人は自分の出品には関わってほしくないな」と感じたら、静かにブロックする。無理にわかり合おうとせず、自分の取引空間を整えるという感覚でOKです。
メルカリはユーザー数も多く、価値観も本当にさまざまです。全員と仲良くする必要はまったくないので、「合わない人とは距離を置く」という選択肢を持っておくと、長く楽しく使いやすくなると思います。
まとめメルカリ値下げ交渉と具体的な金額
ここまで、メルカリ値下げ交渉と具体的な金額の考え方を、価格帯別の相場やコメント例文、タイミング、しつこい交渉への対処法までまとめてきました。最後に、ポイントをギュッと整理しておきます。
この記事のまとめポイント
この記事で紹介した金額や割合は、あくまで一般的な目安です。カテゴリや商品の状態、季節、需要の変化によって、最適なラインは変わります。正確な情報や最新の仕様については、必ずメルカリ公式サイトやヘルプセンターのガイドを確認しておいてください。
また、メルカリでの売上を本格的な副業収入として捉える場合は、年間の売上や利益によっては税金・確定申告の対象になることもあります。税金周りは個人の状況によってかなり変わるので、最終的な判断は税理士やファイナンシャルプランナーなどの専門家にも相談してもらえると安心です。
「メルカリの売上をきっかけに手取りを増やしたい」「フリマアプリも含めて副業全体を見直したい」という場合は、社会人向けの副業アイデアをまとめた手取りアップにつながる人気副業まとめも参考になると思います。生き物やコレクション系を販売してみたい人は、メルカリなどを活用した副業のリアルを解説したヘラクレスオオカブト繁殖副業の収入解説記事も、稼ぎ方のイメージづくりに役立つはずです。
あなたが無理なく続けられるスタイルで、メルカリの値下げ交渉と具体的な金額のバランスを掴んでいければうれしいです。この記事の内容を、自分なりの「マイルールづくり」のヒントとして、どんどんカスタマイズして使ってみてくださいね。


