こんにちは。トピックブレンド編集部のTAKAです。
サウジアラビアの主食って、パンだけなの?それともお肉中心?ここ、気になりますよね。実はサウジアラビア料理は米料理もかなり強くて、食文化としては米とパンの二本柱。さらに国民食として知られるカブサ、甘くて栄養源にもなるデーツ、宗教と直結するハラール、ラマダン食事の流れやサウジアラビア食事マナーまで知っておくと、旅行でもビジネスでも「やらかし」が減ります。中東主食の中でサウジがどういう立ち位置なのかも、この記事でスッキリ整理していきます。
なお、現地のルールや運用は変更されることがあります。正確な情報は公式サイトや現地の案内をご確認ください。迷う場合は、旅行会社や専門家への相談もおすすめです。
この記事4つのポイント
サウジアラビアの主食を知る

まずは「結局なにを主食として食べているの?」を最短で押さえます。米とパンの使い分け、代表料理のイメージ、そして中東主食の中でのサウジの特徴まで、ここで土台を作っていきます。
サウジアラビア料理は米とパン
サウジアラビアの主食は、ざっくり言うと米と小麦(パン類)の二本立てです。砂漠の国というイメージが強いので「パンが中心でしょ?」と思われがちなんですが、米料理が日常的に登場します。
米は日本の短粒米というより、バスマティのような長粒種が主役。パラっとした食感で、肉の旨みやスパイスの香りをまとわせるのが得意なんですよ。逆にパンは、ホブズのようなフラットブレッド系が食卓の“万能ツール”。ちぎってディップをすくったり、具を包んだり、スープに浸したりと、使い道が多いです。
なぜ砂漠の国で米文化が強いの?
ここ、めちゃくちゃ面白いポイントです。サウジは気候的に稲作が簡単ではないので、米や小麦は輸入に頼る面が大きいのに、それでも米料理が根づいています。理由はシンプルで、歴史的にインドやペルシャなど米食文化圏との交易が強かったこと、そして近隣や周辺地域からの人の移動で、スパイス米料理が家庭に入り込んだことが大きいです。外食でも家庭でも「肉+香り米」の組み合わせが当たり前に出てくるので、旅行者が「米に会えない」って状況になりにくいのがサウジの良さでもあります。
パンは“主食”だけじゃなく“道具”
パンは単独で食べるだけじゃなく、料理をすくう器代わりになったり、ソースや豆料理を受け止める相棒になったりします。たとえばフムスのようなディップ、豆の煮込み系、肉のグレイビー(煮汁)と合わせると、パンの存在感が一気に増します。日本で言う「ご飯に味噌汁を合わせる」のとは発想が違って、パンが“皿の役割”まで担う感覚なんですよね。
ざっくり覚え方
米=炊き込み系で「ご飯が主役」、パン=料理を支える「食べる道具」になりがち、というイメージでOKです。
主食の使い分け(体感の目安)
| 主食 | よく出るタイミング | 合わせがちなおかず | 食べ方のコツ |
|---|---|---|---|
| 長粒米 | 夕食・会食 | 炊き込み肉、グリル肉 | 香りを楽しむ、混ぜて食べる |
| フラットブレッド | 朝食・軽食 | 豆料理、チーズ、卵 | ちぎってすくう、包む |
| 挽き割り小麦系 | 家庭の定番 | 肉・ヨーグルト系 | お粥感覚で優しい |
| デーツ | 日常・ラマダン | コーヒー、ナッツ | 少量で満足、乾燥は保存向き |
地域や家庭で差は出ますが、「米とパンの二本柱」を掴むにはこの整理がいちばん早いです。
あと、サウジの食卓で外せないのがデーツ。主食とは少し立ち位置が違うんですが、日常のおやつからラマダンまで登場頻度が高く、食文化の中心にいます。
国民食カブサの炊き込みご飯
サウジアラビアの国民食を挙げるなら、まず名前が出るのがカブサです。スパイスが効いた炊き込みご飯に、鶏肉や羊肉をドンと乗せるスタイルが定番で、見た目からして「ごちそう感」が強いんですよね。
カブサの味の核は“香り”
カブサは、カルダモンやシナモン、クミン、コリアンダー、ドライライムなどの香辛料で香りの層を作っていきます。トマトや玉ねぎの甘みも合わさって、米に肉の旨みが染み込む。日本の炊き込みご飯と似ているけど、香りの強さとスパイスの厚みが別物、という感じです。
「ビリヤニと何が違うの?」問題
ここ、検索しているあなたなら一度は思うはず。ざっくり言うと、どちらもスパイス米料理ですが、カブサは「肉の煮汁で米に旨みを入れて、全体をまとめる」方向に寄りやすいです。ビリヤニは層にして蒸し上げたり、スパイスの設計がより複雑だったりと、流派が幅広い。もちろん家庭や店で作り方は違いますが、カブサはサウジの“日常のごちそう”として出てくる回数が多いので、まずカブサを押さえると理解が早いです。
付け合わせで印象がガラッと変わる
カブサは単体でも完成度が高いんですが、サラダやヨーグルト系、トマトの辛味ソースっぽいものが添えられると、味の輪郭が一気に立ちます。スパイスの香りが強いぶん、酸味や辛味、乳製品のまろやかさが入ると食べやすくなるんですよ。もし「スパイスが得意じゃないかも…」って不安があるなら、付け合わせを一緒に取るのがかなりおすすめです。
家庭で作るときの現実的なコツ
- スパイスは最初から全部そろえなくてOK(クミン+カルダモン+シナモンがあると雰囲気が出やすい)
- 長粒米が手に入らないなら、洗いすぎない米で“パラ感”を寄せる
- 肉は骨付きが理想だけど、手に入らなければ鶏ももでも十分おいしい
- 仕上げのナッツとレーズンは少量でも“それっぽさ”が跳ねる
カブサのスパイス役割(ざっくり)
| スパイス | 香りの方向 | 入れすぎ注意ポイント |
|---|---|---|
| カルダモン | 爽やか・高級感 | 多いと薬っぽく感じる人も |
| シナモン | 甘い香りで奥行き | 甘さが前に出すぎることがある |
| クミン | 中東っぽさの核 | 入れすぎると主張が強い |
| ドライライム | 柑橘の苦味・酸味 | 割りすぎると苦味が出やすい |
「全部そろえなきゃ…」より、少数精鋭で香りの方向性を作るのが失敗しにくいです。
大皿を囲んで食べるのも、カブサらしさの一つ。みんなで取り分ける前提の料理なので、食卓の“中心”になりやすいです。会食で出てきたら「今日はカブサの日だな」ってテンションが上がる、そんな存在だと思ってOKです。
デーツとアラビアコーヒー

デーツは中東の代表的な果実で、サウジアラビアでも存在感が大きいです。そのまま食べるのはもちろん、ペーストにしてパンに塗ったり、お菓子に入れたりもします。甘みが強いので、少量でも満足感が出やすいんですよ。
そしてセットで語られがちなのが、アラビアコーヒー(ガフワ/カフワ)。カルダモンなどで香りづけしたコーヒーが定番で、デーツと一緒に出されると「歓迎されてるな」って空気になります。
デーツは“甘いおやつ”以上のポジション
デーツは単なるお菓子じゃなく、乾燥地帯での栄養源としての背景があります。乾燥デーツは保存がききやすいので、旅や遊牧の暮らしでも扱いやすい。現代でもラマダンの断食明けに最初に口にする食べ物として定番になっているのは、そういう歴史的な合理性もあると思います。甘い=嗜好品に見えるんですが、現地だと“生活の一部”感が強いです。
コーヒーの飲み方で「礼儀」が見える
アラビアコーヒーは、カップに少量ずつ注がれて、何回かおかわりするスタイルがよくあります。ここ、初見だと「少なっ」って思うかもですが、ゆっくり会話しながら飲む設計なんですよね。デーツの甘みとコーヒーの香りが合わさると、口の中がいい感じに整います。もしあなたが接待や訪問の場にいるなら、一口でも飲む・食べるだけで空気が柔らかくなりやすいです。
ポイント
サウジでは、デーツとアラビアコーヒーがおもてなしの合図になりやすいです。遠慮しすぎず、少しでも口をつけると場が和みます。
お土産で買うならここをチェック
保存や持ち込みルールは国や航空会社で変わることがあります。最終的には公式案内をご確認ください。
注意
デーツは自然な食品ですが糖分は多めです。体質や健康状態によって感じ方が変わるので、量は無理せず調整してください。健康に関する最終的な判断は、医師など専門家にご相談ください。
「サウジアラビアの主食」という入口で調べていても、デーツとコーヒーは避けて通れない存在です。食べ物そのものというより、コミュニケーションのスイッチとして効いてくるので、知っておくと得しますよ。
ラマダン食事サンブーサ
ラマダンは、イスラム教徒が日の出から日没まで飲食を断つ月。サウジアラビアでも生活リズムが変わり、日没後の食事(イフタール)が一気ににぎやかになります。
この時期に定番で登場するのが、サンブーサ。日本でいうサモサに近い三角揚げパイで、肉やチーズ、野菜などの具を包んで揚げます。揚げたては香りが立って、軽食なのに満足感が強いです。
イフタールは「いきなり大食い」じゃない
ラマダンの食事って、断食明けだから「いきなりドカ食い」みたいな想像をされがちなんですが、実際は段階を踏むことが多いです。まずはデーツと水やコーヒーで胃を落ち着かせて、スープやサンブーサみたいな軽食で体を起こしていく。それからしっかりした食事へ、という流れ。だからサンブーサは“主役”というより、場を整える序盤の強い味方なんですよね。
ラマダン中の街は「夜に本気」
日没後の街は雰囲気がガラッと変わって、活気が出ます。家族や友人が集まって食卓を囲むのも、この時期の大きなイベント。旅行者目線だと、昼に動き回って夜も楽しむと体力が持たないことがあるので、スケジュールを少し夜型に寄せるとラクです。ここ、地味だけど大事です。
ラマダン中の食事リズム(イメージ)
| タイミング | 呼び方 | よくある食べ物 | 旅行者の動き方ヒント |
|---|---|---|---|
| 夜明け前 | スフール | パン、乳製品、豆、軽めの主食 | 早起きできるなら体力が安定 |
| 日中 | 断食時間 | (信者は飲食しない) | 屋内中心・休憩多めが無難 |
| 日没直後 | イフタール | デーツ、スープ、サンブーサ | 混雑しやすいので時間に余裕 |
| 夜 | 食事・交流 | 米料理、肉料理、甘い菓子 | 夜の街がいちばん楽しい |
運用は都市・施設・年によって変わることがあります。最新は現地の案内を優先してください。
旅行者が知っておくとラクなこと
ラマダン中は、日中の営業形態が変わったり、公共の場での飲食が気まずい空気になることがあります。ただし運用は都市や施設、年によって違うので、現地の案内・公式発表を優先してください。最終的な判断に迷うなら、宿泊先スタッフや旅行会社に確認するのが安全です。
ラマダン中に困りやすいポイント
無理せず「夜に楽しむ設計」にすると、結果的に満足度が上がりやすいです。
中東主食とサウジの違い
中東主食という括りで見ると、パン文化が強い国は多いです。一方で、サウジを含む湾岸地域は米料理の比重が高いのが特徴。交易の歴史や移民・労働者の影響で、スパイス米料理が家庭に入り込んでいます。
同じ中東でも「パンの国」と「米も強い国」がある
たとえばレバント地方やエジプトのように、ピタ系のパンが生活の中心にある地域は多いです。豆料理やサラダ、グリル肉と一緒にパンをちぎって食べるのが基本動作。一方で、サウジや湾岸側は、香り米の炊き込みが食卓の真ん中に来やすい。つまり、同じ“アラブ圏”でも、主食の比重が結構違うんですよね。
「主食が違う」と旅の満足度が変わる
あなたが中東に行くとき、主食のイメージがズレていると食事選びが難しくなります。パン中心を想像していると「米料理がこんなにあるんだ!」って驚くし、逆に米を期待しすぎるとパンの便利さを見落としがち。サウジは両方が強いので、胃袋の選択肢が増える国とも言えます。
中東主食の違いを“旅行者目線”で整理
| エリア感 | 主食の体感 | 外食で出会いやすい | 初見での注意 |
|---|---|---|---|
| レバント系 | パンが中心 | ピタ、ディップ、豆料理 | パンで食べる前提の料理が多い |
| 湾岸(サウジ) | 米とパンの二本柱 | 炊き込みご飯、肉の大皿 | 量が多いのでシェア前提が多い |
| 日本 | 米が中心 | 白米、定食 | 主食とおかずが分かれている |
あくまで整理のための目安です。国の中でも地域差や家庭差があります。
同じ「米が食べられている国」でも、日本は白米を単体で炊くのが基本。一方でサウジは、米そのものに味と香りを乗せて主役にすることが多い。ここを押さえると、現地の食卓が一気に理解しやすくなります。
サウジアラビアの主食と食文化

主食そのものだけでなく、宗教やマナー、日常の食事シーンまで知ると「現地の空気」が見えてきます。この章では、ハラールや食事マナー、朝ごはん事情、家でも試せるサウジアラビア料理の簡単レシピまでまとめます。
サウジアラビア食文化とハラール
サウジアラビアの食文化を語るうえで外せないのがハラールです。ざっくり言うと、イスラム教で「許されたもの」。反対に禁じられるもの(ハラム)として、豚肉や血液、アルコールなどが挙げられます。
旅行や出張で意外と困るのが「日本のいつもの感覚で頼むとズレる」場面。たとえば、ビールで乾杯みたいな流れは基本的に期待しないほうがいいです(ノンアル飲料はあります)。食のルールは宗教と生活習慣に直結しているので、相手の価価値観として尊重するのが一番スムーズ。
ハラールは“宗教の決まり”であり“生活の品質管理”でもある
ハラールは「食べていい・ダメ」の話に見えやすいんですが、現地の感覚としてはそれだけじゃないです。どんな肉をどう扱うか、清潔さをどう保つか、という生活の規律として機能している面もあります。だから、外から見ると厳しく見えても、内側からすると「安心して食べられる基準」になっている、という捉え方ができます。
旅行者が気をつけたい“うっかり”ポイント
日本人がうっかりしやすいのは、アルコールを前提にした手土産や、豚由来の成分が入った食品(加工品や一部の調味料)あたりです。細かい話をすると、ゼラチンなども原料によって扱いが変わる可能性があります。サウジ国内で売られている食品は基本的に現地基準に合わせていますが、「海外から持ち込むもの」「海外の店で買うもの」は事情が違うことがあるので、最終的には公式情報と表示確認が安全です。
一次情報で確認したい人向け
ハラール関連の制度や取り扱いは、公式発表で確認するのが確実です。必要に応じて参照してください(出典:サウジ食品医薬品庁(SFDA)「Halal」)。
注意
宗教・法律・規制の扱いは国や時期で変わる可能性があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、現地の専門家や旅行会社への相談をおすすめします。
また、日本国内でもハラール対応の食品やレストランは増えています。現地と同じ感覚で完全再現は難しくても、考え方を知っておくだけでコミュニケーションが楽になりますよ。
食事マナーは右手が基本
サウジアラビア食事マナーでまず押さえたいのが、右手を使うこと。伝統的には、左手は不浄とされる考え方があるためです。現代ではスプーンやフォークも普通に使いますが、「右手が基本」という意識は知っておくと安心です。
大皿を囲む“同じ釜の飯”スタイル
大きな皿に盛られたご飯や肉を、みんなで囲んで食べるスタイルも一般的です。これ、慣れていないと距離感が難しいんですが、ホスト側は「一緒に食べる=歓迎」の意味合いが強いことも多い。遠慮しすぎないのが、実はマナーだったりします。
「断り方」が上手いと、関係がラクになる
アラブ圏のおもてなしって、いい意味で“押しが強い”ことがあります。「もっと食べて!」「おかわりどう?」が何回も来る。ここでガチ拒否すると空気が固くなることがあるので、もし満腹なら「ありがとう、すごくおいしい。少し休んでからまた」みたいに、肯定を入れてやんわり逃げるのがコツです。体調が理由なら、それは正直に言ってOK。無理して食べるほうが失礼になる場面もあります。
場が良くなる小ワザ
サウジアラビア食事マナーで覚える順番
右手 → 大皿はシェア前提 → 褒める&少しでも食べる、この3つだけでも失点が減ります。
食後にアラビアコーヒーとデーツが出てくるのも、よくある流れ。最後まで含めて“おもてなし”だと思うと、気持ちがラクになります。
サウジアラビア料理の朝ごはん
サウジアラビア料理の朝ごはんは、パンが主役になりやすいです。ホブズのようなパンにチーズや卵、豆の煮込み(フール系)を合わせたり、甘いものならハチミツやジャムと一緒に食べたり。日本の「白米+味噌汁」みたいに、朝の定番が家庭ごとにあります。
朝食で面白いのが、パンケーキ系の存在。たとえばムサビーブのような小さめのパンケーキは、デーツやハチミツと相性がいい。コーヒーも、いわゆる苦味ガツンというより香りが主役なので、朝に飲んでも重くなりにくい印象です。
朝食は「伝統×現代」が混ざりやすい
サウジの朝食って、伝統のパンと豆料理だけじゃなく、都会部だとカフェ文化やホテル朝食の影響で選択肢が増えています。クロワッサンやオムレツ、チーズ、ヨーグルト系など「世界の朝ごはん」要素が自然に混ざっている感じ。逆に言うと、初めての人でも“逃げ道”があるので安心です。「いきなり未知の料理は不安…」って人ほど、朝食でゆるく慣らすのがおすすめです。
乳製品(ラバン系)が暑さ対策にもなる
暑い地域では、塩味のヨーグルトドリンクみたいなラバンが便利です。朝から汗をかく環境だと、飲み物が甘いだけだときついことがあるんですが、塩気があると体が落ち着く。もちろん感じ方は人それぞれなので、無理はしないでくださいね。体調や持病があるなら、最終的には専門家に相談するのが安心です。
朝ごはん理解のコツ
「パン=主食」だけじゃなく、パンがディップや豆料理の“相棒”として成立している点を見ると、サウジの朝食が一気にイメージしやすくなります。
初めての人が朝食で選びやすい組み合わせ
- パン+チーズ+卵(まずは安心枠)
- パン+豆料理(現地っぽさを一歩入れる)
- ヨーグルト系+デーツ(軽く済ませたい朝)
いきなり全部現地仕様にしなくて大丈夫。段階的に寄せるのが一番ラクです。
サウジアラビア料理の簡単レシピ
ここでは、家庭で“雰囲気だけでも”再現しやすい方向に寄せた、サウジアラビア料理の簡単レシピの考え方をまとめます。ガチ再現を狙うとスパイスが増えすぎるので、まずは「主食らしさ」を作るのがコツです。
簡易カブサの組み立て
- 玉ねぎとにんにくを炒め、クミンやシナモンを軽く加えて香りを立てる
- 鶏肉を焼き付け、トマト(またはトマト缶)と一緒に煮て旨みの土台を作る
- 長粒米(なければ軽く洗った米)を加え、スープごと炊き込む
- 仕上げにナッツやレーズンを少量散らすと“それっぽさ”が跳ねる
サンブーサは皮が8割
サンブーサは、具も大事なんですが「薄い皮でカリッと揚げる」が一番の満足ポイント。春巻きの皮で代用しても成立しやすいです。具はひき肉+玉ねぎに、カレー粉やクミンを少し入れるだけでも雰囲気が出ます。
“それっぽさ”を最短で出す買い物リスト
料理の完成度を一気に上げるのは、実はスパイスの種類より「香りの方向性」と「食感のアクセント」です。クミンやカルダモンが少し入るだけで中東っぽさが出るし、ナッツやレーズンを少し散らすと見た目も味も一気に寄ります。さらにヨーグルト系のソース(塩+レモン+ヨーグルト)を添えると、食べやすさが上がります。
代用品で組むサウジ風セット(目安)
| 要素 | あると嬉しい | 代用品アイデア | 狙える効果 |
|---|---|---|---|
| 主食 | 長粒米 | 洗い控えめの米 | パラ感に寄せる |
| 香り | クミン・カルダモン | クミン+シナモン少量 | 中東っぽい香り |
| 旨み | 骨付き肉 | 鶏もも+ブイヨン | 米に旨みを入れる |
| 仕上げ | ナッツ・レーズン | ミックスナッツ少量 | 食感と甘みのアクセント |
あくまで目安です。家にあるもので“方向性”を作るのが最短ルートです。
注意
ハラールに配慮したい場合は、肉や調味料の原材料(ゼラチン、酒精など)も含めて確認が必要です。正確な情報は公式表示や販売元の案内をご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
注意(食の安全・体調面)
揚げ物やスパイスは、人によって胃腸に負担になることがあります。アレルギー(ナッツ、乳製品など)にも注意してください。体調に不安がある場合は、医師など専門家にご相談ください。
完璧を目指すより、まずは一皿作って「米に香りを乗せる」「パンで食べる」という感覚を掴むと、サウジの主食文化がぐっと身近になります。
サウジアラビアの主食まとめ
サウジアラビアの主食は、米とパンが並ぶのが大きな特徴です。カブサのように米そのものが主役の炊き込みご飯があれば、パンは料理を支える相棒として日常に溶け込む。さらにデーツとアラビアコーヒーの組み合わせや、ハラール、ラマダン食事、サウジアラビア食事マナーまで知ると、「食」がそのまま文化理解につながっていきます。
あなたが次にやること(迷わないための手順)
もしあなたが「旅行で困りたくない」タイプなら、まずは米とパンの役割の違いだけ覚えてください。会食が多いなら米料理(カブサ系)に慣れておくと安心で、日常の軽食はパンが強い、と頭に入っていれば店選びが一気にラクになります。次に、デーツとアラビアコーヒーは“食べ物”というより“歓迎のサイン”として捉える。最後に、ハラールとマナー(右手・大皿・褒める)を押さえる。これだけで失点がかなり減ります。
この記事の結論
あなたがサウジに行く予定でも、単純に中東主食が気になっているだけでも、まずは米とパンの役割の違いを押さえるのが一番早いです。そのうえで、現地のルールや習慣は変わることもあるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。迷う場合は、旅行会社や専門家に相談して判断するのが安心です。


