こんにちは。トピックブレンド編集部の「RYOTO」です。
再婚の結婚式って迷惑なのかな、と検索窓に打ち込んだあなた。式を挙げる側なら「前回も来てくれた友人を、また呼んでいいのかな」と悩んでいるかもしれません。招待された側なら「2回目の結婚式に呼ばれたけど、正直ちょっと負担…」とモヤモヤしているかもしれません。どちらの気持ちも、すごくわかりますよ。
再婚の披露宴が迷惑と感じられる背景には、ご祝儀の二重取りへの不満、休日や遠方への移動の負担、バツイチや2回目という事情への戸惑いなど、いくつかの理由が重なっています。一方で、2度目でもお祝いしたいと考えるゲストは決して少なくありません。再婚の結婚式でご祝儀をどうするのか、友人を呼ぶのか呼ばないのか、親族のみで行うのか。行きたくないときの断り方や、参列時のマナーはどうするのか。こうした悩みは、配慮の仕方や伝え方で大きく変わります。
この記事では、再婚の結婚式が迷惑と言われる理由から、ご祝儀辞退や会費制の考え方、招待状のマナー、子連れ再婚の工夫、参列を断るときの伝え方まで、私の視点でまとめました。読み終わるころには、自分はどう動けばいいかが見えてくるはずですよ。
この記事4つのポイント
再婚の結婚式は迷惑?ゲストの本音

まずは、ゲストが実際どんな気持ちで再婚の結婚式を受け止めているのかを整理していきます。迷惑と感じる人がいるのは事実です。ただ、その中身をひとつずつ分解してみると、「再婚だからダメ」というより「負担のかかり方がしんどい」というケースがほとんどなんですよね。主催者側も参列側も「どこがモヤモヤポイントなのか」がわかると、気持ちがぐっと楽になりますよ。
この章では、ゲストの割合、迷惑と言われる原因、ご祝儀の心理、遠方開催の負担、そして断り方まで、順番に見ていきます。主催者のあなたも、招待されたあなたも、自分の立場に置き換えながら読んでみてください。
再婚の結婚式を祝いたいゲストの割合
「再婚の結婚式なんて、みんな嫌がるのでは…」と心配になりますよね。気持ち、よくわかります。でも、結婚式場情報サイト「ハナユメ」が紹介する調査では、再婚する友人から2回目の結婚式に招待された場合、76.8%の人が「参加してお祝いしたい」と回答しています。「76.8%のゲストは再婚でも祝福したい!再婚カップルの結婚式事情まとめ」
ただし、これは特定の調査結果であり、すべてのゲストに当てはまるわけではありません。調査の対象や時期によって数字は変わるので、あくまで一般的な目安として受け止めてくださいね。それでも、過半数は前向きな気持ちを持っていると考えてよさそうです。
つまり、再婚だから迷惑、という単純な話ではないんです。ゲストの多くは、あなたの新しい門出を素直に喜びたいと思っています。ただ、その祝福の気持ちと、お金や時間の現実的な負担との間で、気持ちが揺れているケースが多いのかなと思います。
再婚は決して珍しいことではない
そもそも、再婚って今どのくらいあるのでしょうか。国立社会保障・人口問題研究所がまとめた、厚生労働省『人口動態統計』に基づく資料によると、2022年の婚姻総数は約50万5千組。そのうち、夫が再婚の組は約9万4千組、妻が再婚の組は約8万1千組でした。
割合にすると、夫が再婚の組は約18.6%、妻が再婚の組は約16.0%ほど。つまり、夫が再婚の組は5組に1組弱、妻が再婚の組は6組に1組ほどという計算になります。(出典:国立社会保障・人口問題研究所『人口統計資料集』表6-1 初婚・再婚別婚姻数および婚姻率)
数字を見ると、再婚はけっして特別なことではないんだなと実感できますよね。周りの目を必要以上に気にしなくて大丈夫、という安心材料にもなります。なお、統計の数値は年ごとに更新されます。最新の情報は、公式の統計ページでご確認ください。
ゲストの気持ちが揺れるのはなぜ?
ゲストが迷うのは、お祝いしたい気持ちがないからではありません。多いのは、次のような「板挟み」です。
- お祝いしたいけれど、また同じ金額を包むのは正直きつい
- 仲のいい友人だから行きたいけれど、休日の予定を空けるのが難しい
- 前回の結婚式のこともあって、どんな顔で参列すればいいのか迷う
ポイント:ゲストの気持ちは「拒絶」ではなく「祝いたいけれど負担が気になる」の板挟みになりやすいです。負担を減らす工夫があるほど、祝福の気持ちが表に出やすくなります。
ちなみに、この「祝いたい気持ち」を引き出せるかどうかは、主催者の姿勢が大きく影響します。感謝を伝える姿勢は、ゲストが前向きに検討するきっかけになります。逆に「祝ってもらって当然」という空気が出てしまうと、祝福の気持ちも一気にしぼんでしまいます。ここは、このあとの章でじっくりお話ししますね。
再婚の結婚式が迷惑と言われる原因
では、どんなときに「迷惑」と受け取られてしまうのでしょうか。原因を大きく分けると、次の5つに整理できます。
| ゲストの負担 | よくある本音 | 主催者ができる工夫 |
|---|---|---|
| 金銭面 | 短期間でまた3万円。家計がきつい | ご祝儀辞退や会費制を検討する |
| 時間面 | 休日が丸ごとつぶれる。遠方や海外だと数日拘束 | 近場の会場、早めの日程連絡、短めの進行 |
| 演出面 | 形式だけの挙式や内輪ノリに白けてしまう | ゲスト全員が楽しめる落ち着いた演出にする |
| 引き出物 | 重い、使わない、前回と似た品だった | 宅配や軽い品、カタログの有効期限に配慮 |
| 人間関係 | 断ると関係が悪くなりそうで言いにくい | 不参加でも気にしないと事前に伝える |
この中で特に大きいのが、お金と時間の負担です。そこに「初婚のときと同じ感覚で、同じように盛大にお祝いを求められている」と感じてしまうと、不満につながることがあります。
お金と時間の負担が重なると不満になりやすい
たとえば、前回の結婚式から数年。その間に、ゲスト自身も転職したり、子どもが生まれたり、住宅ローンを組んだりと、生活環境が変わっているかもしれません。そこへ再び3万円のご祝儀と、休日の丸一日、さらに衣装や美容院代まで重なると、負担感はかなりのものです。
しかも、結婚式はゲスト側にも参列の準備にコストがかかります。ご祝儀に加えて、ご祝儀袋、ヘアセット、移動費、場合によっては宿泊費。こうした細かな出費も、積み重なると大きいんですよね。主催者側は「ご祝儀3万円」と考えがちですが、ゲストにとっては、ご祝儀以外の出費も重なります。
演出や引き出物への「冷め」もきっかけに
ゲストが「迷惑」と感じる瞬間は、お金や時間だけではありません。たとえば、形式的なだけの挙式や、主役二人にしかわからない内輪ノリの演出が続くと、ゲストは疎外感を覚えやすいです。また、引き出物が大きくて重い、前回と似たお菓子や食器だった、ギフトカタログの期限が短い、といったことも、じわじわと不満に変わります。
もうひとつ見逃せないのが、前回の離婚の経緯に対する戸惑いです。双方を知っているゲストほど、どう振る舞えばいいのか迷いやすいんですよね。主催者がこうした気持ちを想像できているだけで、招待の仕方や言葉選びが変わってきます。
補足:ゲストが抱える不満は、実は「式そのもの」よりも「配慮のなさ」に向いていることが多いです。小さな気遣いの積み重ねが、迷惑という印象を大きく変えてくれます。
ご祝儀を二重取りと感じる心理
『ご祝儀の二重取り』という言葉を聞いたことはありますか? 前回の結婚式でお祝いを包んだ友人が、数年後にまた同じ額を包むことになる。この状況に、ゲストが引っかかりを覚えるわけです。
ここで大事なのは、再婚の結婚式でご祝儀を受け取ること自体はマナー違反ではないということ。会場費や飲食費、衣装代といった費用は、初婚でも再婚でも基本的に同じようにかかります。主催者がご祝儀を受け取る正当性は、ちゃんとあります。
ご祝儀の一般的な相場
再婚でも、ご祝儀の相場は初婚のときと基本的に変わりません。関係性ごとの一般的な目安は次のとおりです。
| ゲストとの関係 | ご祝儀の目安 |
|---|---|
| 友人・同僚 | 3万円 |
| 職場の上司 | 3万円から5万円 |
| 親族 | 3万円から10万円 |
補足:ご祝儀の金額は、地域や家ごとの慣習、年齢、関係の深さによって変わります。あくまで一般的な目安なので、迷ったときは周囲の人や式場に確認してくださいね。
ゲストが「二重」と感じるポイント
では、なぜ二重取りと感じられてしまうのでしょうか。ポイントは、受け取る行為そのものではなく、次のような「構造」にあります。
問題になるのは、受け取るかどうかよりも「同じ人に何度もお願いしている」という事実です。だからこそ、前回も参列してくれた人には、引き出物をグレードアップする、交通費を多めに負担するなど、何かしらのお返しの気持ちを形にすることが大切になってきます。「ありがとう」の気持ちが、目に見える形で届くかどうか。ここがゲストの納得感を左右する分かれ道です。
遠方や海外挙式で増えるゲストの負担
再婚の結婚式では、リゾート挙式や少人数のウェディングを選ぶカップルもいます。気持ちはよくわかります。「もう盛大にはしなくていいかな」「家族だけで静かに」という思いは自然ですよね。ただ、ゲストの立場で見ると、ハワイなどの海外挙式や地方での開催は、休みの調整や旅費がぐっと重くなります。
仕事、育児、介護と両立している人にとっては、数日間の拘束はかなりの負担です。呼ばれたほうは「行きたいけど行けない」「でも断りづらい」という二重のストレスを抱えがちです。
ゲストが感じやすい負担の中身
主催者側は「遠いけれど、来てくれるはず」と考えがちです。でも、ゲストにとっては一大イベントなんですよね。気軽に「来てね」と言うのではなく、「無理のない範囲で」と添える優しさが大切です。
負担を減らすための具体的な工夫
注意:遠方や海外で開催する場合は、早めの日程連絡に加えて、交通費や宿泊費の補助、不参加でも気にしないという一言を添えておくと、ゲストの心理的な負担がやわらぎます。費用の補助額は、ご自身の予算に合わせて無理のない範囲で検討してください。
補助が難しい場合でも、できることはあります。たとえば、半年以上前に日程を知らせる、宿泊先の候補をまとめて共有する、1泊で完結するスケジュールにする、といった工夫です。参列をお願いする人数を絞る、近場の会場を選ぶ、といった選択肢も大いにありです。ゲストの負担を減らすことは、結果として自分たちの式の満足度にもつながります。
参列が難しいときの上手な断り方
ここからは、招待された側の目線です。再婚の結婚式に行きたくない、あるいは行けない。そんなとき、どう断ればいいのでしょうか。「断ったら関係が悪くなるかも」と不安になりますよね。でも、伝え方さえ丁寧なら、大きな問題にはなりにくいですよ。
断るときの基本の流れ
基本は、お祝いの言葉と感謝を先に伝えてから、欠席を伝えることです。理由は、仕事の予定、出産や育児など、角が立ちにくいものを選ぶのが無難かなと思います。詳しい事情をぼかしたい場合は「やむを得ない事情で」とまとめても失礼にはなりません。
返信はがきなら、たとえば次のような流れです。
- ご結婚おめでとうございますとお祝いを伝える
- お招きへの感謝を述べる
- 残念ながら欠席する旨を伝える
- おふたりの幸せを願う言葉で結ぶ
理由別の伝え方の例
| 理由 | 伝え方の例 |
|---|---|
| 仕事 | あいにく当日は出張の予定が入っており 欠席させていただきます |
| 育児・出産 | 出産予定の時期と重なり 出席が難しくなりました 落ち着いたら改めてお祝いさせてください |
| 理由をぼかす | やむを得ない事情があり出席が難しい状況です 遠くから応援しています |
なお、書面で返信する場合は、句読点を使わない書き方が一般的です。詳しくは、あとの章でお話ししますね。
欠席してもお祝いの気持ちは伝えられる
欠席する場合も、お祝いの気持ちとして後日お祝いの品や電報を贈る方法があります。無理のない範囲で考えれば大丈夫です。「迷惑だから行かない」という本音を出さず、でも自分の負担もきちんと守る。そのバランスが、人間関係を壊さないコツだと思います。
ポイント:断るときは嘘の理由を作らないことも大切です。のちに事実とズレが生じると、かえって気まずくなります。ぼかす表現を上手に使いましょう。
再婚の結婚式で迷惑をかけない配慮

ここからは、主催するあなたに向けた実践パートです。ご祝儀の扱い、招待の仕方、言葉づかい、子どもへの配慮まで、迷惑と思われないためのポイントを順番にお話ししますね。
「配慮」というと難しく感じるかもしれません。でも、実際にやることは、ゲストの立場に立ってひとつずつ負担を減らしていくだけ。完璧を目指す必要はありません。できるところから取り入れてみてください。
再婚の結婚式でご祝儀はもらうべきか
結論から言うと、再婚の結婚式でご祝儀を受け取ってもマナー違反ではありません。ただ、「受け取れるから受け取る」ではなく、ゲストの顔ぶれや関係性を見て決めるのがおすすめです。
ご祝儀をもらっても問題ないケース
たとえば、初婚のときに挙式をしていなかった場合や、職場や友人関係が大きく変わっている場合は、通常のご祝儀制でも気まずさは少なめです。ゲストにとっても、純粋にお祝いする機会になります。
辞退を考えたほうがよいケース
前回の結婚式とゲストがほとんど重なる場合は、二重の負担感が出やすいです。特に、同じ友人グループを再び招待するときは、辞退や会費制を検討する価値があります。
もらう場合は「プラスアルファ」を忘れずに
通常のご祝儀制にするなら、前回も来てくれたゲストへの「プラスアルファの配慮」を忘れずに。引き出物の品質を上げる、お車代をしっかり出す、料理やドリンクの質を落とさない。こうした、ゲストに直接届くおもてなしを大切にすると、満足度が高まります。
ポイント:料理やドリンク、引き出物も満足度に関わる大切な要素です。節約するなら、ゲストに見えにくい部分から検討すると安心です。
なお、結婚式の費用や進行は、式場やプランによって大きく違います。具体的な金額や条件は、必ず各式場の公式案内や担当プランナーにご確認ください。
ご祝儀辞退や会費制の選び方
ご祝儀の扱いは、大きく3つのパターンから選べます。それぞれの特徴を表にまとめました。
| スタイル | 主催者側の特徴 | ゲスト側の受け止め |
|---|---|---|
| 通常のご祝儀制 | 費用の回収が見込め、しっかりした式を実現しやすい | 二度目の負担に抵抗を感じる人もいる |
| ご祝儀辞退制 | ご祝儀の負担をなくせる一方、主催者側の自己負担が大きくなりやすい | 祝意だけで参列でき、誠意を感じやすい |
| 会費制(1.5次会など) | 明朗会計でカジュアルな会にしやすい | ご祝儀相場より負担が軽く、迷わず参加できる |
ご祝儀辞退制のメリットと注意点
ご祝儀辞退は、ゲストの経済的な負担を軽減できるのが大きな魅力です。「祝意だけで来てくれたらうれしい」というスタンスは、誠意としてゲストに届きやすいです。ただし、式の費用は新郎新婦の全額自己負担になりやすい点は、事前にしっかり見込んでおきましょう。
会費制の考え方と金額の目安
会費制の結婚式では、会場や料理、パーティーの形式によって会費が変わります。1万5千円程度に設定するケースもありますが、2025年の調査ではゲスト1人当たりの平均会費は約2万1千円でした。予算だけでなく、料理やサービスとのバランスを考えて設定することが大切です。会場やプランによって変わるので、正確な情報は各会場の公式サイトや担当プランナーにご確認ください。
補足:会費制は、決済方法や当日の受付の流れをあらかじめ決めておくとスムーズです。事前の案内を丁寧にしておくと、ゲストも安心できます。
当日にご祝儀をもらってしまった場合
ご祝儀を辞退していても、当日持参してくれるゲストがいるかもしれません。その場合は受付で無理に断らず、感謝を伝えて受け取る方法もあります。受け取った場合は、式後に改めてお礼を伝え、必要に応じて内祝いを検討しましょう。一般的な内祝いの目安は、いただいた金額の3分の1から半額程度です。ただし、披露宴での料理や引き出物の有無、いただいた金額、相手との関係によって適切な対応は異なります。
注意:内祝いの割合は、地域や考え方によって違いがあります。同額相当のお返しをするという考え方もあるため、迷ったときは、最終的な判断を式場や専門家にご相談ください。
前回も参列した友人への気配り
いちばん悩むのが、前回の結婚式にも来てくれた友人をどうするか、ですよね。ここは「呼ぶか呼ばないか」より、どう声をかけるかが大切になります。
まずは個別の事前連絡から
いきなり招待状だけを送るのではなく、まず個別に連絡を入れるのがおすすめです。たとえば「実は今度、2度目の結婚式をすることになったよ。今回はご祝儀は辞退するから、お祝いの言葉だけ持ってきてくれたら嬉しい。予定が合えばぜひ来てね」と、LINEや電話で事前に伝えます。
この一言があるだけで、ゲストは気持ちの準備ができますし、断りたいときも断りやすくなります。「来てほしいけど、無理はしないでね」という姿勢を見せるのがコツです。
招待状に添えたい一文
招待状に添える一文は、「今回は日頃の感謝をお伝えする機会としたい」といった、感謝を軸にした表現にすると柔らかい印象になります。「祝ってもらう」ではなく「感謝を伝える」という立ち位置に変えるだけで、ゲストの受け止め方はかなり変わりますよ。
招待する人の範囲を見直す
前回と同じ顔ぶれをそのまま呼ぶのではなく、本当に来てほしい人を絞るのもひとつの方法です。親族と、ごく親しい友人だけにする、という選択も十分ありです。
補足:前のパートナーと共通の知り合いは、避けたほうが無難とされることが多いです。親族についても、事前に意向を確認しておくと安心です。
招待状で避けたい忌み言葉と句読点
再婚の結婚式では、言葉づかいも気をつけたいポイントです。結婚式には古くからの言葉のタブーがあり、特に再婚を連想させる言葉は避けるのがマナーとされています。
重ね言葉と再婚を連想させる言葉
「重ね重ね」「くれぐれも」「たびたび」「いろいろ」「ますます」など、同じ言葉を繰り返す重ね言葉は、結婚を繰り返す、つまり再婚を連想させるとされています。また「再び」「再度」「二度」といった言葉も、直接的に再婚を思い起こさせるため避けたいところです。
招待状では句読点も使わない
招待状や返信はがき、プロフィールブックでは、「、」や「。」を使わないのが一般的なマナーです。句読点には「区切り」「終止符」の意味があり、縁が途切れることを連想させるからとされています。代わりに、全角スペースや改行で読みやすく整えます。
よくある言い換えの例
| 避けたい言葉 | 言い換えの例 |
|---|---|
| 重ね重ね、くれぐれも | 心より、どうぞ |
| 再び、再度 | 今一度、改めまして |
| ケーキを切る | ケーキにナイフを入れる |
| 終わる、最後 | お開きにする、結びにする |
| お忙しい中 | ご多用の中、おいそがしい中 |
| 去年 | 昨年 |
ただ、あまり神経質になりすぎなくても大丈夫です。最近は気にしない人も増えていますし、目的は「ゲストに不快な思いをさせない」こと。年配のゲストや親族がいる場合は特に気を配る、くらいの気持ちで取り入れてみてください。
ポイント:書面は句読点なしで整え、会話やスピーチでは重ね言葉を避ける。この2点だけでも意識すれば、ずいぶん印象が変わります。マナーの考え方には地域や家ごとの違いもあるので、迷ったら式場のプランナーに相談するのが安心です。
子連れ再婚で子どもに配慮する演出
お子さんがいる再婚では、主役は新郎新婦だけではなく、新しい家族全体です。そしてなにより大切なのは、子どもの気持ちを置き去りにしないこと。演出に強制参加させるのは避けましょう。
年齢別の関わり方
年齢によって、向いている関わり方は少しずつ違います。
| 年齢 | 特徴 | 演出・配慮の例 |
|---|---|---|
| 0歳から2歳 | 長時間の着席が難しい。ぐずりやオムツ替えが多い | 抱っこ入場、家族での記念撮影。授乳やオムツ替えのスペースを確認 |
| 3歳から5歳 | 好奇心は強いが、集中が続きにくい | リングボーイやフラワーガール、親子でのケーキ入刀。席に塗り絵やお菓子を用意 |
| 6歳から12歳 | 周囲の視線を意識し、照れや葛藤を抱くことも | 本人が望む場合のみ、手紙の朗読や乾杯の発声などを任せる |
会場選びで気をつけたいこと
会場選びでは、貸切のゲストハウスや個室のあるレストランが相性がよいです。ほかのグループの目を気にせず過ごせるので、子どもが急にぐずったり、疲れたり、不安になったりしても、柔軟に対応できます。
注意:子どもが「やりたくない」と言ったときは、それを尊重してあげてください。式のあとの家族関係にも影響しやすい部分です。
どちらかが初婚の場合の話し合い
また、夫婦のどちらかが初婚の場合は、初婚側の希望や親族の気持ちも大切にしたいところです。初婚の側にとっては、人生で一度の晴れ舞台かもしれません。再婚側が「恥ずかしいから式はしない」と決めてしまうと、あとでわだかまりが残ることもあります。
家族だけの食事会やフォトウェディング、会費制のパーティなど、規模を調整する方法を二人でじっくり話し合ってみてくださいね。お互いの気持ちを丁寧に聞き合うことが、両家の関係を温かく保つ近道です。
再婚の結婚式を迷惑にしないためのまとめ

ここまで、再婚の結婚式が迷惑と言われる理由と、その対処法をお話ししてきました。最後に、大切なポイントをまとめます。
- ゲストの多くは再婚でもお祝いしたいと思っている。迷惑かどうかは、配慮の仕方で変わる
- 迷惑と感じられやすいのは、金銭、時間、演出、引き出物、人間関係の負担が重なったとき
- ご祝儀は、受け取るか辞退するか、会費制にするかを、ゲストの顔ぶれで決める
- 前回も来てくれた人には、事前の個別連絡と感謝の姿勢を大切にする
- 招待状では重ね言葉や句読点に気をつけ、子連れの場合は子どもの意思を最優先にする
迷ったときのセルフチェック
いちばんの根っこは、感謝と配慮を軸にすること。祝ってもらって当然、という気持ちを手放して、来てくれる人を思いやる姿勢があれば、再婚の結婚式は迷惑どころか、みんなが笑顔になれる素敵な場になるはずです。
ポイント:完璧な式を目指すより、ゲストへの思いやりを一つずつ形にすること。その積み重ねが、2度目の門出を心から祝ってもらえる一番の近道です。
なお、この記事で紹介した金額や慣習は、あくまで一般的な目安です。地域や家庭、会場によって事情は大きく異なります。正確な情報は各式場などにご確認いただき、最終的な判断はプランナーなどの専門家にご相談ください。あなたの新しい門出が、あたたかいものになりますように。

